FTPソフト

ファイルをサーバーにアップロードするときにFTPソフトが必要になる。有名どころはFFFTPというフリーソフトだが、これは暗号化が効かないため、大手のプロバイダに置く場合には有効だが、今回のような


自宅サーバーやレンタルサーバーでは、基本アカウントでのFTPはできれば暗号化できるソフトを使いたい。FTPは仕組み上、一番パスワードが盗み見られやすい危険な手段だから、ネットワーク越しに平文でパスワードを流すような行為はセキュリティ上、避けるべきである。

では、どれがいいのだろうか。多少お金を出してもいいのなら、NextFTPが一番使いやすい。どうしてもお金を出したくないのなら、FileZillaを使ってほしい。ただし、Coreserverでは、FileZillaでのFTPoverSSLを使ってLISTの取得ができなかった。原因はCoreserverがLISTコマンドではなくNLSTコマンドでリストを取得するのだが、FileZillaではその部分の設定ができないからだ。回避手段としては、別にFTP用のアカウントを作って目的のディレクトリ以外にアクセスできないようにして、FTPソフトを暗号化せずに使ってもらうしかないようだ。NextFTPではその問題は発生しない。
自宅サーバーでは、FileZillaの設定で22番ポート(SSH)通信を使ったSFTP通信でファイル転送をした方が確実だ。または、Winscpを使ってファイル転送をする。
FTPソフトの場合、サーバー上の文字コードに合わせてアップロードの際に自動でコード変換してくれるが、Winscpにはその機能はないので注意が必要だ。